楽しいってどんなことだろう

「楽しんでますかー?」

 

ふと考えてみた。「楽しい」ってどんなことだろう。心が躍ることだったり、夢中になったり、もしくはたくさん笑えるようなことだったり。そんな回答が考えられるかもしれない。でも本当はどんなことだろう。

 

たのし・い【楽しい】 の解説

[形][文]たの・し[シク]
  1.  満ち足りていて、愉快な気持ちである。「毎日を―・く過ごす」「テンポのよい―・い曲」「―・いピクニック」

  1.  富裕である。金持ちである。

    1. 「堀川相国は、美男の―・しき人にて」〈徒然九九

  1.  作物の出来が豊かである。

    1. 「この年頃は、いとこそ―・しけれ」〈大鏡・道長上〉

[派生]たのしがる[動ラ五]たのしげ[形動]たのしさ[名]たのしみ[名]

出典:デジタル大辞泉(小学館)

 

となっている。「満ち足りている」というのは奥深いと思う。ならば、その満ち足りている状態ってどんなだろうか。

 

先日クライアントさんとお話をする中で「人生楽しいですか」とのご質問を受けた。咄嗟に「楽しいです」と答えたものの、別のクライアントさんには「苦しみがないと楽しくないですよね。」と言っている自分も存在した。つまり、苦しかったり、悩んだりつまずいたり。そんなことの繰り返しであってもなにかしら自分の糧になっている状態が満ち足りているのだろうな、という自論にたどり着いたわけです。

 

ことばは非常に面白い。一つの「楽しい」ということばを深読みして改めて考えると、自分が思っているほど楽しくなくない(つまり「楽しい」)のかなとも思えるのかもしれない。そんな体験を積み重ねたら救われる人たちはたくさんいると考えます。

カウンセリングではこのようにクライアントさんの考え方を少しずつ緩めてあげていきます。

 

このつぶやきを読んだ方の気持ちが少しでも軽くなりますよう。。。

 

 

 

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