最近は、海外の提携結んでいる学校とのミーティングも一通り終わってしまって英語での会議はご無沙汰だったのですが、今日は久しぶりにカナダの学校とZoomミーティングをしました。
私はカナダで計5年ほど(実際には何年なのかきちんと計算をしていないので不明)住んでおり、その間にバスで横断旅行をしたり、仕事探しで何箇所か候補地に面接に行ったり、といろんなところを回ったのもあり、また留学時にはカナダの旅行地理も学んだので、カナダの地理に関しては割と詳しいわけです。
そんなわけで、その教育委員会の人にはよくしていただいていて、まだ会ったこともないのになんだか知り合いのような感じで話ができてとても楽しいので、楽しみにしていました。私も馴染みのある土地なので、どうにかプロモートしたくて、アドバイスをもらったり、どんなことができるかを話し合ったり。そして留学生や海外の教育と比べたカナダの教育について話をしたり。有意義な時間を過ごしました。
日本は、今に始まった事ではないですが、「不登校」という文字を最近よく見かける気がします。日本の義務教育は小学校〜中学校までですが、これ、子供たちが教育を受ける義務ではなく、親として子供に教育を受けさせる義務なんですよね。だとしたら、学校に行くというのは一つのオプションであり、他にも教育を受けさせるオプションがあればそれでも良いんですよね。特に日本の学校って、先生たちは「みんなちがってみんないい」を掲げているけど、でも、そもそもみんな同じじゃない?同じ服を着て、似通ったものを持って。我が子の学校は幸い私服でした。けれどやはり中学に入ったら制服。突然息苦しさを感じているだろうな、と思います。(私もそうだったのかなぁ。。。)あれこれ決まりはたくさんあるし、なんだろう、学校に行くと息苦しいのは大人の私でも感じるかも。そうであれば、子供が感じるのはおかしくないな、とよく思うのです。カナダは自由なんだよな〜。それよりもまず先生たちがリラックスしている気がする。日本の先生たちはやらなくちゃいけないことありすぎるから、なかなかリラックスもできないですよね。
自分であること、ってどんなことだろう。どうやって見出していけば良いのだろう。自分らしさ、とはなんだろう。どうしたら、日本にいながらもっと自分らしさを磨いていけるのかな。そんなことを考えさせられた土曜日の朝でした。
今の世の中、完璧を求めすぎなんだ。この人生で「完璧」な人にいまだに出会ったことがない。だから完璧である必要なんてないんだ。凸凹があった方が面白いよね。