先日、とある私立学校主催のIB教育についてのシンポジウムに参加してきました。教育に、そしてIB教育に第一線で携わる先生方、そして学生のお話を聞いてまいりました。一言で表現すると、非常に刺激を受けるお話でした。
そもそも私の教育への興味というものは、高校時代に遡ります。中学生の時に学校に来ていたALTとの手紙のやり取りがきっかけでハマった海外文通。その中で様々な国の同世代の子達から聞く学校の様子。そして、帰国子女の同級生たちの授業中の様子。海外の教育は日本のそれとどう違うのだろう。そう思うことから教育への興味が芽生えました。
それから年月がたち、気づけば教育に携わっている自分がおります。国際社会と言われる今日、教育もそれに見合った方法でされなければ世界にはついていけません。日本の素晴らしい教育は残し、世界の標準もきちんと理解し、取り入れるべきところは取り入れていくことが重要なのかなと思います。
「多様性」「みんな違ってみんないい」どちらも言葉だけが先走りしていて、理解が追いついていないかもしれない。これが異文化に触れるだけで一気に理解が深まります。だからこその海外留学。ただただ勉強ができても生きていけません。ただ英語が上手なだけでも生きていけません。学ぶ力、それを柔軟に活かす力を身につけるのが、今後必要とされるものです。
改めて日本の教育についてしっかり向き合う必要がありそうです。